演劇
市原佐都子/Q『妖精の問題 デラックス』 (「知る/みる/考える 私たちの劇場シリーズ」 vol.1)
2022.4.30 10:53 更新
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才能あふれる新世代の劇作家・演出家の代表作品、九州初登場この世の中の生きづらさや違和感を徹底的に問う久留米シティプラザでは、独自の視点で時代を捉え、表現方法をも模索し応答しようと試みる意欲的な作品をセレクトし、「知る/みる/考える 私たちの劇場シリーズ」として、みなさまにご紹介いたします。本シリーズの第1弾として、市原佐都子/Q『妖精の問題 デラックス』を上演いたします。 劇作家・演出家の市原佐都子は、第64回岸田戯曲賞受賞、2021年に城崎国際アートセンター芸術監督就任と目覚ましい活躍をしている劇作家・演出家です。彼女の代表作のひとつ、『妖精の問題』(2017 年初演)は、この1月、京都で新たなキャスト、スタッフを迎えて再創作し『妖精の問題 デラックス』として発表。その後に行った東京公演(2022年2月)では、すべての回で完売するほどの人気を得て、この7月、九州初として久留米で上演いたします。『妖精の問題』は、2017 年こまばアゴラ劇場(東京)での初演以降、横浜、京都、ニューヨークと国内外で断続的に上演され続けている作品です。タイトルの「妖精」は「みえないもの」の隠喩。現代日本社会において、見えないようにされているものについての問題集(短編集)です。2016 年に起きた障害者施設での事件をきっかけに創作された本作は、現代日本社会において差別や嫌悪の対象になり、素通りしている/されているものごとを、バンド演奏や漫才、歌、ダンス等でユーモラスかつ斬新に描きます。【キャスト】[第一部]朝倉千恵子・筒井茄奈子[第二部]大石英史・キキ花香[第三部]廣川真菜美・富名腰拓哉・緑ファンタ【スタッフ】作・演出:市原佐都子音楽:額田大志(ヌトミック/東京塩麹)美術:dot architects演奏:秋元修、石垣陽菜、高橋佑成、額田大志照明:魚森理恵音響:稲荷森健映像:小西小多郎衣裳:南野詩恵舞台監督:川村剛史(ロームシアター京都)ドラマトゥルク:木村覚制作協力:山里真紀子(Q)製作:ロームシアター京都ロームシアター京都 レパートリー作品
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※イベントは終了しました
期間・時間 2022年7月2日(土) ~ 2022年7月3日(日)
7月2日(土)17:30開演(開場17:00)★
7月3日(日)13:30開演(開場13:00)
<上演時間:130分間予定(途中休憩なし)>
★アフタートークあり(所要時間20分間程度)
会場 久留米シティプラザ Cボックス 住所 〒830-0031 福岡県久留米市六ツ門町8-1 GoogleMaps
料金 (全席自由/税込)
一般:3,500円
U25(25歳以下):2,000円チケット取扱 久留米シティプラザ 一般発売 2022年5月22日(日)10:00~ サイトURL https://kurumecityplaza.jp/events/3852/ 主催 久留米シティプラザ(久留米市) 問い合わせ TEL 0942-36-3000(代)
FAX 0942-36-3087