美術・写真

菅野 陽 銅版画展

菅野 陽(1919–1995)は、台北生まれの銅版画家・研究者。東京美術学校にて日本画を学び、戦後の前衛美術運動に参加。油彩画を経て銅版画に転向し、エッチングやアクアチントなど多彩な腐食技法を駆使しながら、複雑な線と面の構成による独自の表現を確立した。日本初の銅版画技法書『銅版画の技法』(美術出版社)をはじめ、『日本銅版画の研究 近世』『江戸の銅版画』などの著書でも知られ、研究者としても銅版画の発展に大きく寄与した。

<所蔵先>

ニューヨーク近代美術館、ワルシャワ国立美術館、オレゴン大学美術館、東京国立近代美術館、東京都現代美術館、平塚市美術館、茅ヶ崎市美術館 ほか




<主な著書>
「銅版画の技法」(1962美術出版社)、「日本銅版画の研究 近世」(1974美術出版社)、「江戸の銅版画」 (1983新潮社)、「江戸の銅版画(新訂版)」(2003 臨川書店)、「訓蒙画解集・無言道人筆記 東洋文庫 309」(1977平凡社・菅野 陽, 司馬 江漢著)



現在は、神奈川県茅ヶ崎市美術館にて、「菅野陽と浜田知明 銅版画の夜明け前」展を

2026年2月23日(月・祝)まで開催中。

期間・時間	2026年1月17日(土) ～ 2026年2月8日(日) 12:00〜19:00 水曜休廊
会場	ASTRoPE
住所	福岡市中央区平尾1-4-7 土橋ビル203 GoogleMaps 西鉄薬院駅、地下鉄七隈線薬院駅南口より徒歩5分
料金	入場無料
サイトURL	https://astrope.jp/
主催	ASTRoPE(アストロープ)
問い合わせ	astrope77@gmail.com